2025/07/05 10:15




夏の定番アイテムとして親しまれているサングラス。しかし、ただのファッション小物と思っていませんか?実はサングラスには、私たちがあまり知らない驚くべき事実が隠されています。ここでは、そんな「サングラスの裏側」に迫る10の豆知識をご紹介します。


1. サングラスの起源は古代中国?

サングラスの原型は12世紀の中国で使われていた石英製の板。これで裁判官が表情を隠していたとも言われています。


2. パイロットのために開発された「アビエーター」

今やおしゃれの定番となったアビエーター型サングラスは、1930年代にアメリカ空軍のパイロット用として開発されました。


3. 色が濃いだけではUVカットにはならない

レンズの色が濃い=紫外線を防ぐ、というのは誤解。紫外線カット機能がないと、瞳孔が開いたまま紫外線を多く浴びてしまう危険があります。


4. 紫外線は一年中降り注いでいる

夏だけでなく、冬や曇りの日でも紫外線は存在します。雪や水面からの反射によって、実は冬の方が目に悪影響を及ぼすことも。


5. 偏光レンズは光の乱反射をカット

釣りやドライブに最適な「偏光レンズ」は、水面や道路のギラつきを抑える特殊な機能がついています。


6. 目も日焼けする

肌と同じように、目も紫外線でダメージを受けます。長年の蓄積で白内障や黄斑変性症のリスクが高まることも。


7. ファッションと医療、両面での進化

サングラスはファッションだけでなく、眼病予防や視力補助といった医療面でも進化を続けています。


8. サングラスの色で見え方が変わる

グレーは自然な色合い、ブラウンはコントラストが強調され、イエローは曇天時に明るく見せるなど、用途に応じて色の選び方も重要です。


9. サイズが合っていないと逆効果

隙間から紫外線が入ったり、長時間かけると頭痛や鼻への負担が増えることも。フィット感は見た目以上に大切です。


10. 価格=性能とは限らない

高価なブランド品でも、UVカット性能が不十分な場合もあります。信頼できる表記(UV400など)を確認することが重要です。


サングラスは単なるファッションアイテムではなく、目を守る大切なツール。正しい知識をもって選べば、健康面でもおしゃれ面でも、あなたの生活をもっと豊かにしてくれるはずです。次にサングラスを手に取るときは、ぜひ「本当に目を守れているか?」を意識してみてください。