2025/09/19 10:42




サーモントタイプのメガネは、1950年代にアメリカで誕生したクラシカルなスタイルのひとつです。正式には「ブロウライン(Browline)」とも呼ばれ、眉のラインを強調するようなフレーム構造が特徴です。このスタイルは、アメリカのメガネメーカー「シュロン(Shuron)」が開発した「RONSIR(ロンサー)」というモデルから広まり、当時の知識人や公人、クリエイターたちに愛されました。

JFK(ジョン・F・ケネディ)やマルコムXなど、時代を象徴する人物たちが着用していたこともあり、サーモントは「知性」や「信念」を象徴するアイウェアとして認識されるようになったのです。

今回ご紹介するサーモントタイプのメガネは、そんなクラシカルな歴史と現代的な感性が見事に融合した一本。フロントのオリーブカラーは、グリーン系ならではの落ち着きと自然な温かみを持ち、肌馴染みが良く、あらゆるスタイルに違和感なく溶け込みます。

黒やべっ甲に比べて個性がありながらも主張しすぎないため、「人と少し差をつけたいけど、奇抜すぎるのは避けたい」という方にも最適です。

さらに、テンプル(つる)の芯材にはメタル素材が使用されており、適度な弾力としっかりとしたホールド感を両立。

長時間の装用でも疲れにくく、機能性にも優れています。芯材が透けて見えるデザインは、さりげないこだわりと高級感を演出しており、見る人に上質な印象を与えます。

サーモント特有のブロウラインが顔の上部に重心を持たせることで、自然と目元に視線が集まり、知的で端正な印象を与えてくれます。

そのため、ビジネスシーンでは誠実さや信頼感を、カジュアルシーンではオシャレな抜け感を演出することが可能です。

全体的に清潔感のあるシルエットと上品なカラーリング、そしてクラシックな構造美。これらが絶妙なバランスで融合したこのメガネは、ただの視力矯正器具ではなく、あなたの個性やセンスを引き立てる“顔の一部”として活躍してくれるでしょう。

サーモントの歴史に敬意を払いながらも、現代のファッションにしっかりと馴染む一本であり時代を超えて愛される理由が、ここにあります。